「楽天モバイルにしようかと思ったけど、LINEMOも気になる。」
どっちも安いのは分かる。分からんのは、結局どっちが自分にとって安いのか。
いろいろ比較サイトを見ても、余計にややこしくなってきますよね。
なので、自分でまとめてみようと思ったので、その内容をご紹介しますね!
【結論!】ここだけ読めばOK
分かれ目は毎月10GBを超えるかどうかです。
LINEMOは、3GBまで10GBまでという段階制の「ベストプラン」と、30GBまでの「ベストプラン」の2プラン。
楽天モバイルは、3GBまで20GBまででそれ以上は無制限という段階制の「Rakuten最強プラン」の1プラン。
これを比較して毎月使うギガ数で分けると
- 毎月10GBにおさまる人・・LINEMOが月88円だけ安い
- 毎月10〜20GB使う人・・・楽天モバイルが月792円安い
- 毎月20〜30GB使う人・・・LINEMOが月308円安い
- 毎月30GB以上使う人・・・楽天モバイルでないと速度制限がかかる
このようになりますが、覚え方としては、毎月10GBに収まるならLINEMOの方が安いのは確定で、それ以上になると変動するので、無制限で使える楽天モバイルの方が安心。
という感じになりますね!
【3秒でわかる】あなたはどっち?データ量別の結論
細かい比較の前に、まず「あなたの場合はどっちか」だけ先に出しちゃいますね。
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| ほぼWi-Fi。外では月3GBも使わない | LINEMO | 990円 vs 1,078円。月88円だけLINEMOが安い |
| 月5〜10GBくらいで収まる | LINEMO | 2,090円 vs 2,178円。ここも88円差 |
| 月10〜20GBを使う | 楽天モバイル | 2,178円 vs 2,970円。792円も楽天が安い |
| 月20〜30GBを使う | LINEMOがやや有利 | 2,970円(5分通話定額込み) vs 3,278円 |
| 30GBを超える月がある | 楽天モバイル | 3,278円で無制限。LINEMOは1Mbpsに落ちる |
| 電話をよくかける | 楽天モバイル | Rakuten Linkで国内通話0円。ギガ数と関係なし |
| 家族でまとめて乗り換えたい | 楽天モバイル | LINEMOには家族割引が存在しません |

待って、10GBまではLINEMOが勝ってたのに、10GB超えたら急に792円も差がつくの?なんで?

LINEMOには10GBと30GBの間が存在しないのです。そのあたり次で説明しますね
楽天モバイルとLINEMOの料金を、同じ表にまとめました
それぞれの料金プランを表で比べても、ギガ数の切り方が違うのでわからないですよね。
なので、同じ表にならべてみました。
STEP1:まずは両社の「素の値段」を並べる
割引もキャンペーンも抜きにした、正真正銘の基本料金です。
| プラン | データ量 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| LINEMOベストプラン | 〜3GB | 990円 |
| LINEMOベストプラン | 3GB超〜10GB | 2,090円 |
| LINEMOベストプランV | 〜30GB(5分通話定額込み) | 2,970円 |
| 楽天モバイル | 〜3GB | 1,078円 |
| 楽天モバイル | 3GB超〜20GB | 2,178円 |
| 楽天モバイル | 20GB超〜無制限 | 3,278円 |
LINEMOの段は「3GB」と「10GB」と「30GB」。
楽天モバイルの段は「3GB」と「20GB」と「無制限」。
段の位置が、ぜんぜん違うんですよね。
この「ズレ」があると、ぱっと見でわからないので、どっちにしていいか迷ってしまうんですよ。
STEP2:使う量ごとに、勝者が3回入れ替わる
そこで、適当に毎月使うギガ数を並べてみて支払額を並べて比べてみました。
| 毎月のギガ数 | LINEMO | 楽天モバイル | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2GB | 990円 | 1,078円 | LINEMOが88円安い |
| 8GB | 2,090円 | 2,178円 | LINEMOが88円安い |
| 12GB | 2,970円 (Vに上げるしかない) | 2,178円 | 楽天が792円安い |
| 18GB | 2,970円 | 2,178円 | 楽天が792円安い |
| 25GB | 2,970円 | 3,278円 | LINEMOが308円安い |
| 40GB | 2,970円 ※30GB超で1Mbpsに制限 | 3,278円(速度そのまま) | 実質、楽天の勝ち |
| 100GB | ほぼ使いものにならない | 3,278円で頭打ち | 楽天の圧勝 |
こうやってみると差額の「大きさ」がぜんぜん違いますよね。
LINEMOが勝っている場面の差は88円もしくは308円。
楽天モバイルが勝っている場面の差は792円もあります。

しかも、30GBを超えると楽天モバイルの独壇場になってしまいますからね!
STEP3:10GB〜20GBが、LINEMOのいちばん深い落とし穴
なぜ12GBや18GBで、いきなり792円も差がつくのか。
答えはシンプルで、LINEMOには「10GBと30GBの間」のプランが存在しないからです。
たとえば毎月だいたい12GBくらい使う人がLINEMOを選ぶと、こうなります。
- ベストプランのまま → 10GBで力尽きて最大300kbpsに転落。月末まで低速で過ごす
- 足りない2GBを買い足す → 550円/1GB なので2,090円+1,100円=3,190円
- ベストプランVに上げる → 2,970円(30GB分の値段を払って12GBしか使わない)
どれを選んでも、楽天モバイルの2,178円に届かないんですよ。
しかも12GBって、そんなに特殊な使い方じゃないんですよね。通勤中にちょっと動画を見て、たまに外でテザリングして、地図アプリを使って・・・くらいで普通に届いてしまう量です。

ボクも毎月20GB弱くらい使う感じかな
使いすぎたときの「制限のかかり方」がまるで違う
料金表を見比べるとき、みんな「何GB使えるか」は気にするのに、「使い切ったあとどうなるか」を見ていないんですよね。
ここ、2社でハッキリ差が出ます。
| プラン | 使い切ったあと | さらに使うと |
|---|---|---|
| LINEMOベストプラン | 10GB超〜15GB:最大300kbps | 15GB超:最大128kbps |
| LINEMOベストプランV | 30GB超〜45GB:最大1Mbps | 45GB超:最大128kbps |
| 楽天モバイル | 速度制限なし。料金は3,278円で頭打ち | |
問題は、LINEMOベストプランの300kbpsという数字です。
Webページを開くのにワンテンポ待たされるし、SNSの画像はなかなか出てこない。動画はほぼお手上げです。
そして15GBを超えると128kbps。ここまで落ちると、地図アプリもQRコード決済の画面も、実質的に開かなくなります。
厄介なのが、これが月末まで戻らないこと。
解除したければ550円/1GBで買い足すしかありません。
その点、楽天モバイルにはこの「崖」がないんですよ。20GBを超えたら料金が3,278円で頭打ちで、何GB使おうが速度も料金もそのまま。
100GB使おうが150GB使おうが3,278円です。
意外と差がつく「通話料」を比べてみた
ここ、比較記事であまり大きく扱われないんですが、電話をかける人にとっては料金以上に効いてきます。
| 普通にかけると | かけ放題にすると | |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 22円/30秒 (標準の電話アプリの場合) | Rakuten Linkアプリなら国内通話0円 ※0570などの一部番号は対象外 |
| LINEMOベストプラン | 22円/30秒 | 5分かけ放題 550円/月 24時間かけ放題 1,650円/月 |
| LINEMOベストプランV | 5分以内なら無料 | 5分かけ放題は標準で込み 24時間かけ放題は+1,100円/月 |
楽天モバイルは専用アプリで国内通話が無料
楽天モバイルは専用アプリを開くだけで、何分でも何回でも国内通話が無料です。
オプション料金は一切なし。月額550円の差が毎月積み上がることを考えると、これは大きいですよね。
ただし、Rakuten Linkを使わずにスマホに最初から入っている電話アプリでかけると、普通に通話料がかかります。
着信履歴からうっかり折り返すと課金される、というのが「落とし穴」と言われる部分ですね。

まぁ、慣れちゃえば問題ないんですけどね
どうしても標準アプリで使いたい人向けには、月に1,100円の15分通話かけ放題オプションがありますよ!
LINEMOは「7か月目まで無料」の期間に注意
LINEMOにも、通話オプションを割り引くキャンペーンがあります。
5分かけ放題(通話準定額)が7か月目まで0円になる、というもの。
ここだけ見ると、めちゃくちゃお得に見えますよね。
でも、8か月目からは通常の550円に戻ります。
正直にいうと、この手の「最初だけ無料」は、比較するときに一度ぜんぶ外して考えたほうがいいです。スマホは何年も使うものですから、8か月目からの姿で比べないと意味がないんですよね。
ちなみに最近はLINE通話やInstagramの通話を使う人も増えたので、そもそも通話アプリを使わないという人も多いですよね。
その場合はこの項目、丸ごと無視してもらってOKです。
速度とエリアも比べてみた(ここは正直、LINEMOが上)
料金の話ばかりだったので、違う角度からも比べてみましょう。
通信速度の比較
通信速度に関しては、LINEMOのほうが速いことが多いです。
| 平均ダウンロード速度 | お昼(12時台) | Ping値 | |
|---|---|---|---|
| LINEMO | 114.04Mbps | 84.71Mbps | 40.29ms |
| 楽天モバイル | 95.67Mbps | 54.27Mbps | 49.47ms |
数字だけ見たら、特に混み合うお昼どきで30Mbpsほどの差。
ソフトバンクの回線をそのまま使えるLINEMOは、やっぱり強いです。
ただ、YouTubeをフルHDで見るのに必要な速度は、5Mbps程度。
オンライン会議でも10Mbpsあれば十分といわれています。
楽天モバイルはお昼のいちばん混む時間帯でも54Mbps出ているので、必要量の10倍。

ボクも楽天モバイル回線でオンライン会議を頻繁にしていますが、あまり問題ないですよ!
正直にいうと、オンラインゲームを本気でやり込む人や、ボクのように外出先で大容量ファイルをやりとりする人なら、正直この差はありますね。
でも、それ以外の使い方ならどっちを選んでも「速い」の範囲に収まっているので、どっちでも一緒だと思っています。
エリアの広さ(人口カバー率)

「楽天は電波が悪い」というイメージ、まだ根強いですよね。
ただ、これはかなり過去の話になりつつあります。
楽天モバイルの人口カバー率は99.9%にまで到達。
2024年6月からはプラチナバンドの提供も始まっていて、以前は弱かった屋内や地下でもつながりやすくなっています。
一方でLINEMOはソフトバンクの回線をそのまま使えるので、山間部や地方でも安定しているのは間違いありません。
それと、2026年9月1日からLINEMOには「SoftBank Starlink Direct」が追加料金なしで付くようになりました。空が見える場所なら、圏外でもメッセージのやりとりができるというもの。
ただ楽天モバイルも衛星サービスを進めているので、ここは今後の勝負どころですね。
結局のところ、電波の強い弱いは「あなたが毎日いる場所」でしか決まりません。
自宅と職場と通勤ルート。この3つを公式マップで見るのがいちばん確実です。
LINEMOに「ない」もの、楽天モバイルに「ある」もの
料金と速度だけ見ていると気づかないんですが、この2社、そもそも用意されているものが違います。
| LINEMO | 楽天モバイル | |
|---|---|---|
| 家族割引 | なし(公式が明言) | 最強家族プログラムで1回線あたり−110円 |
| 光回線とのセット割 | なし | なし(そのぶんシンプル) |
| 店舗 | なし(オンライン専用) | 全国に店舗あり |
| 12か月以内の解約 | 990円〜1,100円の解除料 | 0円 |
| 契約できる年齢 | 18歳以上のみ | 未成年も契約可(こども向けプログラムあり) |
| キャリアメール | 使えない | 楽メール(無料)が使える |
| LINEのデータ消費 | LINEギガフリーでゼロ | 普通に消費する |
いちばん見落とされがちなのが、LINEMOには家族割引が1円もないということ。
これは公式サイトのよくある質問でもハッキリ書かれていて、ソフトバンクやワイモバイルとブランドをまたいだ家族割も対象外です。
4人家族で乗り換えると、楽天モバイルなら毎月440円、年間5,280円の差になります。

でも、家族割がある会社って他にもあるよね?そっちのほうがもっと安いんじゃ・・・

ええとこ突くなぁ。ただしその家族割、条件がめちゃくちゃややこしいねん。そっちは別記事でバラしてあるで。
家族割や光セット割がある会社と比べたい人は、楽天モバイルとワイモバイルを徹底比較した記事のほうで、割引の条件を1枚の表に全部分解してあります。「安く見える値段」の裏側が見えるので、あわせて読むと納得感が違いますよ。
逆に、LINEMOにしかない武器がLINEギガフリー。LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話のデータ消費がゼロになります。
家族との連絡がほぼLINE通話、という人にはこれ、地味に効きますよね。
こういう人はLINEMO、こういう人は楽天モバイル

ここまでの内容を、もう一度あなたの状況に当てはめて整理しますね。
LINEMOを選んだほうがいい人
- 毎月10GBに確実に収まる人。88円ですが、確実に安いです
- お昼の速度を1Mbpsでも上げたい人。混雑時間帯の余裕はソフトバンク回線が上です
- 毎月20〜30GBできっちり止まる人。ベストプランVは5分通話定額込みで2,970円と健闘します
- 海外へよく行く人。2026年9月から海外データが毎月最大7日分、追加料金なしで使えます
楽天モバイルを選んだほうがいい人
- 月10〜20GBを使う人。LINEMOにこの帯のプランが無いので、792円の差がつきます
- 月によって使う量がバラバラな人。使わない月は1,078円まで自動で下がります
- 30GBを超える月がある人。3,278円で頭打ち、しかも速度制限なしは強すぎます
- 電話をよくかける人。Rakuten Linkで国内通話0円。オプション代がゼロです
- 家族でまとめて乗り換えたい人。LINEMOには家族割がありません
- 高校生・大学生。動画をガッツリ見る世代に10GBは足りません
- 合わなかったらすぐ抜けたい人。楽天モバイルは解約金0円です
どっちを選んでも、申込みはオンラインになります

「よっしゃ、じゃあ近所のショップで相談してくるわ!」と思ったそこのあなた。
ちょっと待ってください。
そもそもLINEMOには店舗というものが存在しません。オンライン専用ブランドなので、申し込む方法はネットしかないんです。
楽天モバイルには店舗がありますが、こちらもオンラインのほうが圧倒的にラクです。
プランが「Rakuten最強プラン」の1本だけなので、わざわざお店で説明してもらう必要がないんですよね。
しかも店舗は待ち時間が長く、スマホの在庫も少なくて1日で完結しないことがあります。

でもオンラインって、自分で設定できるか不安・・・。
大丈夫です。画面の案内に従ってポチポチ選んでいくだけ。
MNP予約番号も、いまはワンストップ方式で取らずに済むことがほとんどです。
分からないことがあっても、チャットサポートですぐ質問できますしね。
【最後に】

長くなったので、ポイントを整理しますね。
- 10GBまではLINEMOが88円安い。年間にすると1,056円の差です
- 10GBを超えると楽天が792円安い。年間9,504円。差が約9倍にひっくり返ります
- LINEMOには10GBと30GBの間がありません。ここが最大の落とし穴です
- 通話は楽天が有利。Rakuten Linkで0円。LINEMOは月550円のオプションが必要です
それで、ボクが最後にいちばん伝えたいのはプランの選び方そのものです。
多くの人が、「自分は平均で何GBくらい使うか」で選ぼうとするんですよね。
でも、それだと失敗します。
見るべきなのは平均じゃなくて、「この1年でいちばん使った月」の数字です。
だって、料金で困るのは平均的な月じゃないんですよ。
旅行に行った月。実家に帰った月。Wi-Fiが壊れた月。そういう例外の月に、速度制限や追加課金でつらい思いをするわけです。
楽天モバイルが強いのは、まさにそこ。
楽天モバイルなら例外の月が来ても3,278円で止まってくれるという安心感なんですよね。
スマホの明細アプリで、直近12か月のデータ使用量をざっと見てみてください。いちばん多い月が10GBを超えていたら、この記事の答えはもう出ています。
自分の使い方だと具体的にいくらになるのか知りたい人は下のボタンで確認してみましょう!

