毎月のスマホの料金って使い勝手に問題ないなら安いにこしたことはない!
ってことで、お得だと評判の「楽天モバイル」を検討しているけど、ちょっと「ワイモバイル」も気になる。
でも、なんだか小さい文字の注釈がズラーッと並んでいて・・・。
なので、ちゃんと整理してみたくなったので、その2ブランドを比較した内容をご紹介しますね。
【結論!】ここだけ読めばOK
楽天モバイルはプラン1本、条件なしで安い。
ワイモバイルは「ソフトバンク光かエアー」+「PayPayカード ゴールド」を持っている人だけ安い。
逆にいうと、その条件に当てはまらない人にとってのワイモバイルは、ドコモ・au並みの値段なんです。
一人暮らしなら楽天モバイル一択、と考えてもらってOKですよ。
ただし、速度はワイモバイルのほうが上です。そこも隠さずお伝えしますね。
【3秒でわかる】あなたはどっち?タイプ別の結論
細かい比較の前に、まず「あなたの場合はどっちか」を、まとめた結果を、先に出しちゃいますね!
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 一人暮らし・実家暮らしで1回線だけ | 楽天モバイル | ワイモバイルの割引は「家族」か「自宅ネット」が前提。1人だと素の値段のまま |
| 家族全員でまとめて乗り換える | どちらもアリ | ワイモバイルは2回線目から−1,100円。ただし主回線は割引ゼロ |
| 家族だけど財布は別(社会人の子・別居の親) | 楽天モバイル | 誰が主回線か、光回線の名義は誰か。あとで必ずややこしくなる |
| 高校生・大学生(動画をガッツリ) | 楽天モバイル | 35GBでは足りない世代。楽天なら3,278円で頭打ち |
| すでにSoftBank光/Airを使っている | ワイモバイル | ここだけは正直、ワイモバイルの勝ちです |
| 月3GB以内・ほとんどWi-Fi | 楽天モバイル | 1,078円。ワイモバイル最安の858円は条件を全部そろえた人だけの値段 |

え、待って。ワイモバイルの公式サイトには「月858円」って大きく書いてあったよ?あれウソなの?

ウソではないねん。ただ、その値段になるまでに4つくらい条件をクリアせなアカンのよ。次で全部バラすで!
ワイモバイルの「安く見える値段」を分解してみた


これ見て、一発で理解できる人いる?
よく見てみると、ワイモバイルの料金は「素の値段」+「割引」という足し算・引き算でできています
ワイモバイルの公式サイトが見せているのは、引き算(割引)がぜんぶ終わったあとの数字なんですよね。
なので、順番に分解していきます。
STEP1:割引を全部はがした「素の値段」を見る
まずは何の割引もない、正真正銘の基本料金です。
| プラン | データ量 | 素の月額(税込) |
|---|---|---|
| ワイモバイル シンプル3 S | 5GB | 3,278円 |
| ワイモバイル シンプル3 M | 30GB | 4,378円 |
| ワイモバイル シンプル3 L | 35GB(10分かけ放題込み) | 5,478円 |
| 楽天モバイル | 〜3GB | 1,078円 |
| 楽天モバイル | 〜20GB | 2,178円 |
| 楽天モバイル | 20GB超〜無制限 | 3,278円 |
もう一度、表をよーく見てください。
ワイモバイルの30GB(4,378円)より、楽天モバイルの「無制限」(3,278円)のほうが1,100円も安いんです。
これがスタート地点。素の値段で並べると印象がガラッと変わりますよね。
STEP2:ワイモバイルの割引を1枚の表に整理する
じゃあ、あの安い金額はどこから来るのか。割引を全部でこんなにもあります。
| 割引の名前 | いくら引き | 条件 |
|---|---|---|
| ①おうち割 光セット(A) | −1,650円 | SoftBank光かSoftBank Airを契約(光は指定オプション550円〜も必要) |
| ②家族割引サービス | −1,100円 | 家族で複数回線。2回線目以降のみ(主回線は割引なし) |
| ③おうち割 でんきセット(E) | −1,100円(24か月) | おうちでんきを契約。Sプランは対象外 |
| ④超!おトク割 | −1,100円(12か月だけ) | M/L限定。13か月目から元の値段に戻る |
| ⑤PayPayカード割 | −770円(ゴールド) −330円(通常カード) | 支払いをPayPayカードに設定。ゴールドは年会費11,000円 |
ここでいちばん大事なポイントを言います。
①〜④は、どれか1つしか使えません。
「おうち割」と「家族割」を足して−2,750円…とはならないんですよ。
重ねられるのは⑤のPayPayカード割だけ。
つまり、ワイモバイルで狙える最大の割引は「①〜④のどれか1つ + ⑤」の組み合わせが上限、ということです。

ええっ!家族割とおうち割、両方使えると思ってた…
そこ、本当に勘違いしてる人が多いところ。
また、家族割は2回線目からなので、1回線目(我が家なら父であるボクの分)は1円も値引きされないという悲しいことに。
STEP3:楽天モバイルは「階段が1本」あるだけ

いっぽう楽天モバイルは、プランが「Rakuten最強プラン」ただ1つ。
使った分だけ、料金が自動で3段階に変わります。

逆に、光回線があっても、楽天でんきにしてても、割引にはならないけど、その分シンプル!
選ぶ必要すらないんですよ。
使わなかった月は勝手に安くなるし、使いすぎた月も3,278円で止まる。
プラン変更の手続きも、容量の買い足しも要らないんです。
家族で使う場合は「最強家族割」で全員が毎月110円引きになるので、無制限まで使っても1人3,168円ですね。
STEP4:で、結局あなたはいくら?(30GB前後で比較)
ワイモバイルのM(30GB)と、楽天モバイルの無制限を、条件別に並べます。
| あなたの状況 | ワイモバイル M | 楽天モバイル | 差 |
|---|---|---|---|
| 1人・割引なし | 4,378円 | 3,278円 | 楽天が1,100円安い |
| 1人+PayPay通常カード | 4,048円 | 3,278円 | 楽天が770円安い |
| 1人+PayPayカード ゴールド | 3,608円 +年会費11,000円(月あたり約917円) | 3,278円 | 実質、楽天が大差で安い |
| 家族の2回線目+ゴールド | 2,508円 | 3,168円 | ワイモバイルが660円安い |
| おうち割+ゴールド | 1,958円 | 3,168円 | ワイモバイルが1,210円安い ※ただしSoftBank Air代が別途5,368円/月 |
いちばん下の「1,958円」だけを見せられたら、そりゃ安く感じますよね。
でも、その下に毎月5,000円を超える自宅ネット代が隠れているんです。
なので、そもそも自宅でSoftBank光かSoftBank Airを契約してるならお得ですが、ワイモバイルのために自宅のインターネット回線を変更するってのは、大変ですからね。
そしてPayPayカード ゴールドも要注意です。
ちなみにPayPayカード ゴールドというのは、↓これ!クレジットカードですね。

PayPayカード ゴールドは、年会費11,000円。
これを月あたりにすると約917円。
もともと持っていて使っている人ならいいですが、770円の割引のために917円払っていることになるので、割引のためにPayPayカード ゴールドを作るのはやめましょうね!
使いすぎたらどうなる?「35GBの先」で起きること
料金表を見比べるとき、みんな「何GB使えるか」は気にするのに、「使い切ったあとどうなるか」を見ていないんですよね。
この部分は、楽天モバイルとワイモバイルとで大きな差があります。
| プラン | 使い切ったあと | さらに使うと |
|---|---|---|
| ワイモバイル シンプル3 S(5GB) | 5〜7.5GB:最大300kbps | 7.5GB超:最大128kbps |
| ワイモバイル シンプル3 M(30GB) | 30〜45GB:最大1Mbps | 45GB超:最大128kbps |
| ワイモバイル シンプル3 L(35GB) | 35〜52.5GB:最大1Mbps | 52.5GB超:最大128kbps |
| 楽天モバイル | 速度制限なし。料金は3,278円で頭打ち | |
ワイモバイルは2段階で遅くなる仕組み。
1段階目の1Mbpsなら、LINEもSNSも低画質の動画もまあまあ見られます。
問題は2段階目の128kbps。
ここまで落ちると、地図アプリもSNSの画像も実質お手上げ、QRコード決済の画面すらなかなか出てこない…という状態になります。
そして厄介なのが、これが月末まで戻らないこと。
解除するには500MBあたり550円で買い足すしかありません。
反対に、楽天モバイルには、この「崖」がなく、無制限でつかえるんですよ。
この部分、一番嬉しい!
100GB使おうが150GB使おうが3,278円。

高級ホテルのビュッフェが定食屋さん並みの値段で食べ放題、みたいな感覚ですね。
35GBもあるから大丈夫!って思いがちですが、ドライブ旅行などに出掛けて、ずっと動画や音楽をストリーミング再生してたら意外とギガを使ってたり。
ボクも、そんなタイミングで、たまたま速度制限かかっている時にスポーツ観戦に行って、スタジアムで入場チケットを表示できずに困ったことがありました。
やっぱり、無制限で使えるプランの方が、いざと言う時に安心ですよね!
意外と差がつく「通話料」を比べてみた
| 普通にかけると | かけ放題にすると | |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 22円/30秒 (標準の電話アプリの場合) | Rakuten Linkアプリなら国内通話0円 ※0570などの一部番号は対象外 |
| ワイモバイル シンプル3 S・M | 22円/30秒 | だれとでも定額+(10分)880円/月 |
| ワイモバイル シンプル3 L | 22円/30秒 | 10分かけ放題が標準で込み 24時間かけ放題は+1,100円/月 |
どこの携帯電話会社も、あまり通話料について書かれてはないですが、電話をよく使う人にとっては重要ポイントですよね!
楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話は無料!
楽天モバイルは専用アプリを開くだけで、何分でも何回でも国内通話が無料です。
オプション料金なし。これは大きいですよね。
ただし、Rakuten Linkを使わず、スマホに最初から入っている電話アプリでかけると普通に通話料がかかるので、ここは要注意です。
着信履歴からうっかり折り返すと課金される、というのが「落とし穴」と言われる部分ですね。

まぁ、慣れちゃえば問題ないんですけどね
どうしても標準アプリで使いたい人向けには有料の15分通話かけ放題オプションも用意されています。
ワイモバイルはプランによって異なる
上の表にあったように
- ワイモバイル シンプル3 S・M・・・だれとでも定額+(10分)が月額880円でかけ放題に
- ワイモバイル シンプル3 L ・・・・10分かけ放題が標準で含まれていて、24時間かけ放題にしたければ、月額1,100円がプラスになります。
ワイモバイルの場合は、専用の通話アプリなどはないので、iPhoneやAndroidの標準「電話アプリ」を使って通話するので、通話品質についてはこちらの方が上ですね!
と、比較しましたが、最近はLINE通話や、Instagramの通話なんかを使う人も多いので、あんまり通話アプリを使わないという人が増えましたよね。
速度やエリアについても比較してみた
これまで、料金についてばかりだったので、違う角度で比較をしてみましょう!
速度についての比較
通信速度に関してはワイモバイルの方が速いようですね。
速度比較をしているサイトを見つけたのでご紹介しますね!
| 平均ダウンロード速度 | お昼(12時台) | Ping値 | |
|---|---|---|---|
| ワイモバイル | 129.07Mbps | 102.6Mbps | 40.36ms |
| 楽天モバイル | 93.66Mbps | 54.47Mbps | 49.67ms |
数字だけ見たら、ワイモバイルの方が完全に速いですね。
まぁソフトバンクの回線をそのまま使えるワイモバイルは、やっぱり強いです。
でも、YouTubeをフルHDで見るのに必要な速度は、5Mbps程度。
オンライン会議でも10Mbpsあれば十分といわれています。
楽天モバイルはお昼のいちばん混む時間帯でも54Mbps出ているわけで、これは必要量の10倍。

ま、ボクならオンライン会議程度ができれば問題ないので、楽天モバイルでも十分に使えています。
エリアの広さ(人口カバー率)
「楽天は電波が悪い」というイメージ、まだ根強いですよね。
ただ、これはかなり過去の話になりつつあります。
楽天モバイルの人口カバー率は99.9%(国勢調査で使われる約500m四方の区画のうち、50%以上の場所で通信できるエリアをもとに算出)にまでなっています。

2024年6月からはプラチナバンドの提供も始まっていて、以前は弱かった屋内や地下でもつながりやすくなっています。
ワイモバイルは、ソフトバンクの回線をそのまま使えるので、山間部や地方でも安定しているのは間違いありません。
ボクは楽天モバイルが当初1年間無料!って言ってた開業当初からのユーザーなんですが、当初は全然使えなかったですよ!
子どもを連れて、海水浴場に行ってたら圏外だったりして(笑)
だけど、いま同じ海水浴場に行っても、がっつり電波繋がっていますからね。
街中や地下が弱いと言う話も聞きますが、それもあったりなかったりで。。。ボクの行きつけの立ち飲み屋さんは、ドコモだけが繋がらんってマスターがぼやいてました。
どの携帯電話会社も街中や地下については、強い弱いがあるものですね。
こういう人はワイモバイル、こういう人は楽天モバイル

ここまでの内容を、もう一度あなたの状況に当てはめて整理しますね。
ワイモバイルを選んだほうがいい人
- すでにSoftBank光・SoftBank Airを使っている人。今後も変える予定がないなら、割引をもらわない手はありません
- 家族全員でまとめて乗り換えられる人。2回線目以降がしっかり安くなります
- 通信速度を最優先したい人。オンラインゲームを本気でやる、大容量ファイルを外で頻繁に扱う、など
- PayPay経済圏にどっぷりの人。ゴールドの年会費を他の還元で回収できるなら話は別です
楽天モバイルを選んだほうがいい人
- 一人で契約する人。ワイモバイルの割引がほぼ使えないので、素の値段で戦うことになります
- 家族だけど財布が別の人。主回線・副回線の関係や、光回線の名義は、あとで必ずややこしくなります
- 高校生・大学生や、その親御さん。動画をガッツリ見る世代に35GBは足りません。上限3,278円の安心感は大きいです
- 月によって使う量がバラバラな人。使わなかった月は自動で1,078円まで下がります
- 電話をよくかける人。Rakuten Linkで通話料0円です
楽天モバイルの申込みは、オンラインでするのが最適!

「よっしゃ、じゃあ近所のショップに行ってくるわ!」と思ったそこのあなた。
ちょっと待ってください!
ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアと比べても、楽天モバイルの料金プランはシンプルでめっちゃ分かりやすい。
この「Rakuten最強プラン」だけなので、わざわざお店に行って説明してもらう必要がないですよね。
それに、これは楽天モバイルだけの話ではないですが、店舗は待ち時間が長く、スマホの在庫も少なくて1日で完結しないことがあります。
なので、オンラインでの申し込みが圧倒的におすすめです!

親切に教えてくれてありがとう。でも、オンラインって自分で設定とかできるか不安…。お店の人にやってもらいたいなぁ。

その気持ち、めっちゃ分かるで!
でも大丈夫。今のオンライン申し込みは、画面の案内に従ってポチポチ選んでいくだけやから、ネットショッピングする感覚でできちゃいます。
それに、分からないことがあっても、チャットサポートですぐに質問できるから安心ですよ。
【最後に】

長くなったので、最後にポイントを整理しますね。
- 素の値段では楽天モバイルが安い。ワイモバイルの30GB(4,378円)より、楽天の無制限(3,278円)のほうが1,100円安いのが出発点です
- ワイモバイルの割引は、どれか1つしか使えない。おうち割と家族割は併用不可。しかも家族割は2回線目からです
- 安く見える1,958円の裏には、月5,000円超の自宅ネット代がある。スマホ代だけで比べないでください
- 使いすぎたときの差が大きい。ワイモバイルは2段階で速度制限、楽天は3,278円で頭打ち
- 通話はRakuten Linkで0円。ワイモバイルなら月880円のオプションが必要です
- 速度はワイモバイルが上。ただし、その差を体感する場面がどれだけあるかは考えてみてください
それで、ボクが最後にいいたかったのは
電気やネット回線みたいな「乗り換えにくいもの」と組み合わせて値引きしてもらうのは、おすすめしません。
ということ。
だって、これから、もっと安くていい会社が出てきたとしましょう。
そのとき自宅の光回線や電力会社のせいで動けなくなるんですよ。
スマホは、そのときそのときで安い会社に乗り換えられる状態にしておくのがいちばん得だとボクは思っています。
乗り換えって、最初の一歩を踏み出すまでが面倒に感じるだけで、やってみたらほんまにあっけないですよ。
まずは公式サイトで、あなたの使い方だといくらになるのかシミュレーションしてみてくださいね。

