いまDocomoと契約をしているけど、正直毎月の携帯電話料金が高くて楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」に乗り換えようと思っている方むけに、あらかじめやっておくことを順を追ってご紹介しますね。
【結論!】ここだけ読めばOK
「Rakuten最強プラン」と同じドコモのeximoと比較すると、月々の携帯電話料金が約4,000円ほど安くなります。年間で4万円以上変わってくる計算になるので、いますぐ乗り換えをおすすめします。
ここからは、ドコモから楽天モバイルに乗り換える際に確認しておくこと、およびやっておくことを順を追ってご紹介していきます。
スマホ本体が分割払いなら残債の支払いを確認!
まず最初にドコモでスマートフォンを分割払いで購入している場合は、
- 本体代金が残りどのくらいなのか
- ドコモから楽天モバイルに乗り換えた場合の残債の支払い方法
この2点は必ず確認しておきましょう!
例えば最新のiPhone16の場合、ドコモの場合14万5200円ですが、ドコモユーザーの多くは「いつでもカエドキプログラム」という残価設定ローンを利用しています。
途中でドコモ回線を解約しても利用できますので安心ですが、月々いくらで、いつまで支払うのか、ということを確認しておきましょう!
こういうややこしいプログラムでスマホを買うと、メーカー直で購入するより高くなることが多いので、個人的にはメーカー直で買うことが多いですね。
割引サービスが適応されていないか確認
ドコモでは、抱き合わせで値引きをするようなサービスがあります。
- ドコモ光とのセット割
- ドコモの家族割
- dカード支払い割
いわゆる「囲い込み策」というやつで、それぞれ見直しをすることで、割引がなくても今以上に節約になることが多いんですけどね!
お家のインターネット回線を「ドコモ光」にすると、1,100円がずっと値引きされます。
家族だと、全員が値引きの対象になるので、4人家族だと4,400円引きになります。
またドコモには、家族割というのがあって、2人だと550円引/人、3人以上だと1,100円引/人という割引があります。4人家族を例にすると全員がドコモを使っているなら4,400円が、基本料金から引かれることになります。
あと、dカードから携帯電話料金を引き落としにしているなら、またまた170円が値引きになります。
めっちゃ、ややこしいですが、せっかく楽天モバイルに乗り換えても安くなってなかったら意味がないので、ちゃんと安くなるのかを計算しておきましょう!
全ての値引きが適用されたとして、料金は上の通りです。
家族割、ドコモ光割、dカード払い割、全部が適用だと、4,928円/月(3GB以上は使うでしょ?)となります。
対して楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」だと、3,278円/月となるので、ドコモの割引後の月額料金と非額しても、まだ1,650円も楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」の方がお得となります。
料金だけで考えるなら、できるだけ早くに楽天モバイルに乗り換えた方がいいでしょうね!
ドコモメール(XXXXX@docomo.ne.jp)を使っていないか確認
ボクが思いつく、チェックしておいた方がいい主なサイトやアプリは次の通りです
- Apple
- LINE
- Amazon
- 楽天
- X(旧Twitter)
- 銀行のインターネットサービス
その他、気になるようでしたら、ドコモのアドレスに届いているメールを確認してみてください。普段利用しているサービスからメールが届いているなら、ドコモのメールアドレスを使っているので、Gmailなどに変更してしまいましょう。
ドコモのメールアドレスが使えなくなっても、あとから変更は可能ではありますが、手続きが面倒になることもあるので、楽天モバイルに乗り換える前に、上記サイトにメールアドレスの変更手続きをしておくことに越したことはないですよ!
通話料金を確認する
最近は、あまり通話はしないよと言う方も多いのですが、お仕事でスマホを使うなら、通話もそれなりにすることになります。
楽天モバイルでは、「RakutenLink」というアプリを経由して電話するとインターネット回線を使った通話になるので、「Rakuten最強プラン」に含まれることになるので無料になります。
LINEで通話するようなもんですね
しかしながら、iPhoneやAndroidの「通話アプリ」から電話するのと比較すると、接続の安定性は劣るので、仕事では使いたくないという方も多いでしょう!
そうなると、楽天モバイルの場合、30秒ごとに22円の通話料金がかかることになるので、オプション料金として1,100円/月が必要になりますが「15分かけ放題プラン」に入るのをおすすめします。
1,100円÷22円=50回(30秒の通話) → 分に換算すると25分の通話
つまり、15分以下の通話を1ヶ月のうちに、トータルで25分以上するという場合は、 「15分かけ放題プラン」をオプションで追加した方が得ということになります。
ドコモから届いている毎月の請求書(WEBの場合もある)を確認して、最初からオプションをつけるかどうかを決めましょう!
ここまで確認できたら、いよいよ乗り換え作業です!
SIMロック解除しましょう!
ドコモで購入した、いまお持ちのスマートフォンをそのまま楽天モバイルでもお使いの場合は、楽天モバイルに乗り換える前にSIMロックが必要な場合があります。
SIMロックというのは、スマートフォンをドコモでしか使えなくしているロックを解除する作業のことです。
とはいえ、ドコモのWEBサイトには以下のように書かれています。
2021年8月27日(金曜)以降に新たに発売される機種をご購入される場合は、SIMロックが設定されていないため、SIMロック解除の手続きは不要です。
Docomo公式WEBサイトより
この記事を書いている時点(2024年12月)からしても4年以上前のスマートフォンということになるので、対象になることはあまりなさそうですね。
万が一古いスマートフォンを使っていてそのまま、楽天モバイルに乗り換えたいと言う場合は、dアカウントで、マイDocomoにログインしてSIMロック解除をするか、店舗でしてもらいましょう!
MNP予約番号の発行(省略化)
番号そのままで、携帯電話会社を変更する場合は、いま契約している携帯電話会社にて「MNP予約番号」を発行してもらい、新しく乗り換える携帯電話会社にその「MNP予約番号」を伝える必要があります。
しかし、楽天モバイルでは「MNPワンストップ手続き」という仕組みがあって、MNP予約番号を発行しなくても大丈夫なんです。
余裕があれば、ドコモでMNP予約番号を発行しておいたもらった方が、楽天モバイルでの手続きが早くなりますが、面倒であれば、ここは省略しても大丈夫です。
あとは楽天モバイルに申し込みをするだけ!
- ドコモで用意されているセット割みたいなものを考慮しても、Rakuten最強プランの方が安い!
- 通話プランを含めても、まだRakuten最強プランの方が安い!
- SIMロック解除も、よほど古いスマホでなければ不要!
- MNP予約番号も不要!
ここまできたら、すぐにでも楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」に乗り換えた方が良さげですね。
【最後に】ドコモからの乗り換えは難しくない!
あらかじめやっておくべきことや、ドコモでの手続きは手順を調べれば簡単なのですが、乗り換えることによって、逆に携帯料金が高くなってしまったというのは一番避けたいところ。
今回、調べて結果ドコモからだと、割引プランを考慮したとて、MNPで乗り換えてしまった方が安いことがわかったので、特に難しく考えずに楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」に乗り換えてしまいましょう!